仕事とは何なのか?

私にとって仕事とはなんだろうかと考えたとき、必ず20代前半の頃の事を思い出す。
10代はスポーツに力を入れていましたが、いろいろあってスポーツでは限界を感じ、そして私の中で自問自答したのは、「今の私にできる最大の社会貢献は何なのか?」ということ。
その時、私が長い人生を賭しても極力楽しく打込めて人より優位に歩んでいけるとすれば、それは『建築』しかないと強く想いました。
ただ当時の私は現場での実務はそれなりに自信がありましたが、「設計」や「現場管理」という面においてはまったくの素人でした。
それでも私は当時の不況時代を生き抜くためには、元請からの仕事を待っていただけでは家族を食べさせていくこともできないと感じ、いっそ自分自身が元請となって、仕事を調整できる立場になることで、安定的な仕事を確保できるようになろうと思ったのです。
それに元請のほうが長期にわたって工事に携わることができ、ひとつの業種では一棟にかける時間が短いので、それだけ仕事をうまく回していくのが大変だと感じていました。
それからはまずは元請で現場監督をしたいと思い、いろいろな求人の中からある会社の入社が決まりました。
当時の私は、特に独立心が強いというわけでもなく、理想的な上司がいれば一生ついて行ってもいいと思っていましたが、業務にだけは興味があり、「営業→契約→設計→監督→コーディネイト」とすべての分野を一人で出来る人間になりたいと強く思って日々勉強に励みました。

最初に入社した会社では、建売や注文住宅から店舗などを手掛けるごく普通の住宅メーカーでしたが、資本金が潤沢だったので比較的大きな開発現場などにも携わることができ、いろいろと勉強になりました。しかしやはりそのような会社では悪徳営業マンもいて、いやむしろそちら方面の人材が多いのか、基本給ではありますが、売って得る歩合制も採用していたので、当然2か月か3か月に一棟は売らなければ食べていけないので、いろいろと問題はありました。それでも私は現場監督でしたので、多くはありませんが完全な固定給料制でしたので特に不自由はなかったのですが、良いものをお客様に届けたい、もっと安く、そしてもっと良く、そんな向上心が当時の営業マンなどの間に挟まれた位置では実現できるどころか、逆にお客様を悲しませる格好となっていたので、その時私は独立を考え始めました。

そして現場と設計を覚えた私は注文住宅をメインにしている会社に転職しました。
そこでも様々なことを学び、本当に濃い時間を過ごしたような気がします。当初はそのままその会社で精一杯社会貢献をするのもいいかと思っていたのですが、やはり中身を知れば知るほどに魅力が薄れ、もっと安く、そしてもっと良いものをお客様に提供できるという思いが強く、その想いが確信に変わるのにはそう時間を要しませんでした。

そこからは運よく周辺の方にも恵まれて、比較的トントン拍子でいくつかの現場をこなし、そして私が苦労した資格試験分野のソフト開発にも副室長として携わることができ、こうして15年目を迎えることができました。

今思えば、独立当初は最初の一棟が契約できるまでの不安と、契約できてからは完成してお金をもらうまでの不安、そして次の現場が契約できるまでの不安と、同じくその現場を完成させてお金をもらうまでの不安の繰り返しで、特に最初の一棟と二棟目までは不安と期待が入りまじり、最悪は仕事がなければ実力不足なのだからまた会社に勤めようと思いながらやっていたというのが正直なところです。今だから言えること?
ただそれでも勘違いして頂きたくないのは、一棟目から手掛けた物件の仕事だけには自信がありました。考えてみれば当然のことですが、一般的には営業から始まり、プランと予算を詰めたら契約して設計し、細かな仕様などを決めて現場がスタートしますが、そこには多くのスタッフがかかわることになるので、その中に人生賭けて仕事している人が何人いるかを数えたら、私は全ての業務を常に崖っぷちに立たされたように寝る間を惜しまずただお客様の事を考えて一生懸命やっていましたが、それを超える仕事を他社でやってくるかと言えば答えはNOでしょう。ですので私には仕事への自信とプライド、そして今でも続けている日々の勉強をもって他社に負けることはないと思っています。そして何より私にはこだわりを持って協力して頂ける仲間がいます。

以上、「私にとって仕事とは何か?」を考えますと、やはり長く続けられること=好きなことで自分の得意な分野で最大限の社会貢献をすることです。

たまにふと感じるのは、大手企業などがビジネスとして事業をどんどん拡大して便利な世の中にしていますが、それは果たして社会貢献なのだろうか、という事。
会社を大きくすればそれだけその会社では多くの人を雇用し、多くのお客様の役に立つということで、それだけ社会貢献度も高く感じるかもしれませんが、そしたらなぜ従業員に賞与などで内部留保から還元しないのか、同様にお客様に還元しないのか、ということを考えてしまうし、今日時点(平成28年5月15日)においてアップルやヤフーその他たくさんの企業がタックス・ヘイヴンによって一定の課税が著しく軽減、ないしは完全に免除される国や地域に拠点を移している。

人として生きていく上で現時点において義務化されているものは、「納税する義務」でありますが、果たして大企業が課税逃れをして内部留保をため込むことはこれと逆のことをしているのではないだろうか。結局会社の規模や利益を優先すると、そこに過度な競争が生じ、結果的に本来あるべく会社の姿を見失ってしまうのである。さらに一流の料理人が一店舗でコツコツやっているのは、その料理人しか出せない味がそこにあるからであり、二店舗出した途端に一流の味は保てなくなるからだ。つまり大企業では多くのお客様にそこそこ満足してもらうことはできても、トコトンまで満足してもらうことはできないのである。そこが我々技術者としてのスタンダードだと考えます。

平成28年5月15日
長澤 崇史

住宅は資産である

こんにちは。
埼玉県の注文住宅 新築 リフォームなら「直接施工で建てる自然素材の家」「外断熱の家」(有)埼玉建築職人会にお任せ下さい。

マイホームが資産であるということはみなさんも容易に理解して頂けると思います。

ではなぜこれほどリフォームをせずに家の寿命を縮めている人が多いのでしょうか?

適切な時期にリフォームしないということは、見方によっては「趣味の習い事の契約」をして毎月お金は引き落とされているけれど通わないのと同じようなことで、ようするにお金を捨てている状態です。
私はよく街を歩いたり、趣味のマラソンをしながら痛んでいる家を見てそう感じます。

その中には、このまま放ってあるということは、その仕上げ材で隠れている部分はきっとすごく傷んでいるだろうなと想像しています。というよりはそれは仕事病でしょう、常にそんなことを気にかけながら車を走らせています。

経験上、それらの家の劣化状況を見て、どのくらい劣化していて、それがどのくらい深刻なものなのかが想像できる。そしてなおも放っておくと経済的にどのくらいマイナスしてしまうということもつい電卓ではじいてしまいます。

そのようなメンテナンス時期が来ても何のメンテナンスもしないでずっと放っておいている家があちこちに数え切れないほどあるのです。

現在、いろいろな商品の物価が上昇し、消費者である私たちは少しでも安くて安全なものを求め、日々の家計をやりくりしていますよね?

でもそんな日々の小さな積み重ねによって節約したお金が丸ごと吹き飛んでしまう「リスク」がこのメンテナンスをしないで放ってある住宅にはあるのです。

屋根のメンテナンスひとつ取り上げても。
仮に一般的に多く普及している「カラーベスト屋根」を15年間何のメンテナンスもしないで放っておいたとしましょう。

すると「本来なら7年程度」、遅くても「10年以内には一度塗り替えたい部分」ですが、15年もメンテナンスをしないということは、少なくとも5年間も余計に屋根素材の劣化を促進させてしまっているということになるのです。

私が手がけた多くのカラーベスト屋根のリフォームでは、築15年程度、若しくはそれ以上の現場の状況は見た目よりも確実に劣化しています。ただ劣化しているだけならまだいいのですが、屋根の素材自体がゆがんでしまいコンパネ面との間に隙間ができ、強い雨風の状況下では容易に建物内部まで雨が進入してしまうのです。

つまりそこから少しずつ腐りはじまるのです。

そうなると本来は塗装で済む工事が塗装では済まずに全面張替えになってしまうという事例も少なくありません。

特に全面張替えの費用は塗装の3倍以上します。

これは最低でも3倍という意味で、下地の修繕などを行うと4倍から5倍というケースも大げさな話しではないのです。

具体的に予算として置き換えると10万円の塗装工事が30万円~50万円の全面張替えになってしまうというようなイメージです。

どうでしょう?

こう考えるとマイホームのメンテナンスってとても大切ですよね。


以前の記事でサイディングの劣化

という事例をご紹介しましたが、ここで私が紹介した劣化事例は築年数が比較的浅い物件なのです。

つまり築15年程でもサイディングのメンテナンスをしないで放っておくと、表面が劣化してその異変に気付いたときにはもう遅いのです。そのとき既にサイディングはゆがんでいるでしょう。

緊急性がないとなかなか動けない人間の特性もあるかもしれませんが、銀行に貯金して自分の資産を守り、日々の生活を工夫して少しでも節約することも大切ですが、それ以上に大切なのはマイホームのメンテナンスなのです。


ここで少し新築の計画についても考えて見ましょう。

安かろう悪かろうの家で20年か30年で建て替えるんだと割り切っている方多いと思います。
でもそれはとても『もったいない事』で、注文住宅としてきちんと建てれば、適切なメンテナンスをして100年、200年だって住めるんです。

仕事柄、新築時から30年くらいで建て替えを繰り返す場合や、50年、100年、200年と電卓はじいくこともありますが、やはり適切なメンテナンスを適切な時期に行い、長く快適に住むほうが短命で建て替えるよりも経済的負担は少ないのは確かです。

特に家の寿命を最短で30年とふりな条件で考えて設定しても、メンテナンス時期を延ばしてプラスになることは何もありません。費用対効果で考えれば確実に早めのメンテナンスが有利です。

仮に30年て建てかえる安価な家の建築計画で100年程の期間で考えてみましょう。
30年で建て替えるのですから、少なくとも3度の新築が必要になります。
総工事費が2,000万円とすると、2,000万円×3=6,000万円
全くメンテナンスしないというわけにもいかないので10年間で100万円を見込み、100万円×10=1,000万円は最低限住むために必要な経費と仮定します。

すると約100年間の間に7,000万円必要になります。

そして注文住宅でしっかりつくった家を適切にメンテナンスした場合を考えます。
少し高めに新築時の総工事費が3,000万円として、10年間のメンテナンスコストは年間200万円を見込む、200万円×10=2,000万円と設定します。

すると100年間の総費用は5,000万円となり、30年で建て替えるよりも2,000万円も節約できました。しかも建物の性能が高いので住み心地が抜群の家です。
仮に中間で1,000万円の大規模改修工事を行ったとしても1,000万円も差がつきます。

これだけ短期に建て替える性能の低い家と長期間維持できる高性能な家の違いがあるということです。短期に建て替える場合、解体費用や引越しや仮住まいなどの費用も重くのしかかります。

最後に、ご縁があってこのような文を最後まで見て頂けたとすれば、是非マイホームのメンテナンスは、「資産を守ること+価値向上」に大きく関係するのだと考えて頂ければと思います。

住んでみて一年後の感想

大畝様の声

今回は埼玉県川口市で注文住宅として当社で建て替えさせて頂き、ご入居されて一年以上が経過し、暑い夏も寒い冬も一通り経験されたお客様の生の声をご紹介させて頂きます。
建物規模:木造3階建て
仕様:長期優良住宅同等以上


地鎮祭②
住み心地の良い我が家

我が家が完成してから、もう1年が経ちました。

新しい家に住んで満足していることは、そのクオリティの高さです。

あたりまえのことなのでしょうが、全てが丁寧な造作なのです。

建築に携わった方々が本当に、一生懸命に建ててくれたと感謝しています。

昨年の8月初旬に完成し住み始め、暑い夏を二度過ごしましたが、特に蒸し暑さを感じることもなく、ぐっすり眠れることができました。

そして、冬も寒さに震えることなく暖かく快適な朝を迎えることができます。

断熱性能の良さが、ここまで日常生活を快適にしてくれるというのには本当に驚いています。

長澤さんに、オール電化を薦められた時は、最初、光熱費が心配でどうしようか迷いましたが、断熱性能の高いLow-e硝子を取り入れてもらったこともあり、電気代は今までの3分の1以下となりました。今までとは考えられない光熱費の違いですね。

長澤さんには、設計の段階から、詳細な説明をしてもらいましたが、建築中も設備、収納そして材質等にも色々と提案していただきました。

建てていくうちに、長澤さんの提案でキッチン、リビング、浴室そして寝室と思い描く我が家への夢が現実となってゆき、わくわくしたのを覚えています。

長澤さんは建築のプロですが、それだけではなくて、建てることが本当に好きな方だと感心しましたね。

完成後も、点検に来てくれ色々アドバイスをしてもらえるので安心です。

長澤さんに建て替えをお願いして良かったと思っています。

平成26年9月16日


施工写真

解体工事
解体工事
↑思い出を大切に、既存建物の解体をさせて頂きました。

地鎮祭
地鎮祭③
↑解体が終わったら、建物の位置を地縄で確認し、地鎮祭を行います。

基礎工事
地業
↑地盤補強工事後に地固めという基礎の準備を行います。

防湿フィルム施工
防湿フィルム
↑防湿フィルムを施工し、地盤面からの湿気を防ぎます。

鉄筋検査
鉄筋検査
↑木造3階建ての鉄筋検査では、構造計算に基づいて各対応する基礎断面について検査を行い、画像で記録します。

耐圧コンクリート打込み
耐圧生コン
↑検査が終われば耐圧コンクリートの打込みです。
基礎のコンクリートはとても大切な構造体なので、当社でも厳重に管理します。

立ち上がりコンクリート打込み
立上り型枠
↑耐圧コンクリート打込み後、一定の養生期間を経て、立上りコンクリートを打込みます。

基礎完成
基礎完成
↑コンクリートの養生期間を経て、立上りの型枠をはずして基礎の完成です。

建て方
建て方
↑いよいよ一大行事の上棟です。
ここでは一日で骨組みを組み立てます。

屋根下地
屋根下地
↑建て方が終わったらまず屋根工事を早めに行います。

屋根仕上げ
屋根仕上げ
↑今回は3階建てで10M以下の規制があったので、屋根仕上げはガルバリウムを採用しました。

構造検査
構造検査
↑当社では段階ごとに構造検査を数回行います。
大切な構造体なので、ミスは絶対に許されないからです。

外部下地
外部下地
↑ここまでくれば一安心。

基礎断熱
基礎断熱
↑こちらは基礎断熱ですが、今回は下の床断熱と併用しました。
どちらも単体でそれぞれ次世代省エネ基準をクリアできる性能を採用しました。

床断熱
床断熱
↑このように基礎断熱と併用することで、床下からの冷気をシャットアウトします。

壁断熱
壁断熱
↑カタログに掲載できるような断熱施工を心がけています。

床防音工事
床防音工事
↑床の音は意外と響くもの。
当社では防音工事もお勧めしております。

内装工事
内装工事
↑内装工事に入ると完成に近づきますね。

外壁仕上げ
外観
↑外壁や外部が仕上がりました。

内部完成
内部完成
↑内装完成のイメージです。

キッチン
キッチン
↑キッチンは食器洗い乾燥機と昇降式吊戸棚を採用しました。

洗面室
洗面
↑今回は洗濯機も当社で手配させて頂きました。

トイレ
トイレ
↑コンパクト手洗いと反対側の壁にはニッチを配置しました。

階段カウンター
階段
↑階段も少し工夫して飾り棚としてみました。

インテリア
インテリア
↑プリーツスクリーンを採用し、素敵な空間となりました。

たっぷり収納
ウォークイン
↑たっぷり収納できるウォークインクローゼット。

一般クローゼット
クローゼット
↑一般的なクローゼットの施工事例です。

壁厚収納
壁厚収納
↑ちょっとした壁厚を利用して収納を提案しました。

階段下収納
階段下収納
↑階段下も勿論、奥までたっぷり収納できます。

外構インターロッキング
外構レンガ
↑敷地を最大限利用してインターロッキングを採用しました。

バルコニー屋根
バルコニー屋根

最後にバルコニー屋根を設置して仕上げました。

S邸が出来るまで(注文住宅 川口市)

ここでは【埼玉県川口市の注文住宅】施工事例をご紹介します。
おそらくこの頁は日本全国で一般の方が見る事はほぼないと思い、お客様の説明用としてアップさせて頂いております。

◇建設地
敷地南西から
今回はちょうど電柱と窓の位置が重なってしまうので、設計段階から電柱移動の位置を検討していきます。
敷地東南から
敷地は東西に長く、南北に短い南4m道路に面しています。
このタイプの敷地は高さがとても厳しいです。
理由はふたつあり、
①東西に長く南北に短い事。
②全面道路幅員が4mである事。

勿論、北側に道路があっても同じことが言えます。
ただ同じ条件なら南側に道路があるほうが、まだ建物を北側に寄せて計画できるため、日照確保の面においてはかなり違いがでますよね!

◇周辺環境調査
アプローチ道路
まずは建築関連法規制を含め、施工時の道路の位置や幅員などを確認します。
時間規制などの有無等も合わせて確認します。

◇車両搬入口
車両搬入口
今回は結構搬入口が狭いのですが、中に車両を入れてしまえば逆に入ってくる車両がないので施工はしやすい面もございます。

◇隣接地の沈下等
近隣CB隙間 近隣CBワレ
施工前には必ず近隣の状態を把握しておきます。
工事には騒音等も伴い、ご近所にとてもご迷惑をおかけします。
大抵は皆さんお互い様と言って協力して頂けますが、中には許して頂けない方もいらっしゃいますし、それが原因でこのようなワレなども工事の影響だと言われることもあるので、念のため近隣の状況は確認しておくことがよろしいでしょう。

◇地盤改良工事
地盤改良_杭位置
いよいよ地盤改良工事です。
地盤改良工事では、予め決められた建物の高さの設定を確認し、次に建物位置を出します。勿論逆でも構いませんが。
よく見るとピンク色の紐のようなものが見えますよね?
ゴミではありませんよ!
そう、こちらが杭の位置なのです。

◇地盤改良杭材料受入検査
杭材料受入検査
ここではJIS規格等の確認を行い、長さや厚み(今回は)数量などを確認します。

◇杭打ち機の設置
改良②
杭打ち機を設置します。
今回は本数が多いので、この設置場所は重要です。
杭を打ったあとはその上を車両が乗れないので。

◇杭打ち施工
杭打ち機設置
一本ずつ丁寧に杭を打ち込んでいきますが、ただ打ち込むだけではないのです。
当然ですが、杭の打ち込み長さが決まっており、レベルを見ながら僅かな許容誤差範囲に納めています。

◇地盤改良工事完成
地盤改良工事完成
こちらは地盤改良工事後にキャップをしています。
今回の現場は比較的スムーズに入りました。
こちらの工法は地中にガラや障害物などがあると厄介なのです。
もちろん、他の工法においても地中障害物は悩みの種でありますが。


さぁ、それでは基礎工事のご紹介をさせて頂きます。
既に建物の位置出しは地盤改良工事の際に行っているので、ここでは地盤改良工事後の根切工事からご紹介します。

◇根切工事
基礎着工
このように根切工事では重機を入れて計画している建物の高さに応じて地面を掘削していきます。

◇地業
地業①
ここでは計画建物の高さに応じて正確に強固な地面を形成していきます。
割栗石や砕石などを用いて地盤面を安定させます。

◇捨てコンクリート
地業②
基礎の下地をしっかりと固めたら、次に捨てコンクリートを打込みます。
これはいくつかの意味がありますが、主なものとしては基礎の高さを安定させる事と建物の位置を正確に墨出しすることです。
【ここでは杭を傷めずに締め固めるのがポイント!】

◇鉄筋材料受入検査
鉄筋受入①
鉄筋受入②
このように、現在は大抵ユニット鉄筋という予め計画基礎断面によって組立てられた鉄筋を現場に設置していきます。予め組み立てられたと言っても設計された寸法によってその寸法等は異なります。

◇鉄筋検査
配筋検査後
基礎工事のメインイベントがこの配筋検査になります。
こちらにて設計された基礎断面かどうかや、鉄筋のコンクリート被り厚さなどを検査します。【基礎は鉄筋量と施工精度が大切】

◇コンクリート打設
生コン打設施工
こちらも大切な施工課程となります。
中には他社施工において、大雨の翌日に水が溜まっている中にコンクリートを流し込んでやり直しをしたということで当社にご相談されたお客様もいらっしゃいました。
この耐圧スラブにコンクリートを打設する工程は、基礎工事で最も大切な工程といってもいいでしょう。上部荷重を梁と柱を伝わり、最終的にこの耐圧盤から地盤に伝えていきます。

◇打設後の状態
生コン打設後
きれいに打設が終了しました。

◇散水養生
散水養生
コンクリートは打込み後、水分が蒸発して強度を増強していきます。
そこで散水養生が大切になってきます。
当社ではコンクリートが適正強度を発揮できるよう、温度補正(強度増強等)を行い、適切な散水養生を徹底しています。
多くの業者様や現場監督は暑くて急激に水分が蒸発する真夏の時期でもこの散水養生を行っていないという問題があります。そのため、水との化学反応にて硬化するコンクリートに異常が生じてひび割れや強度不足が生じます。

◇基礎立上り型枠工事
基礎立上枠
耐圧コンクリートの養生期間後、立上りコンクリート打設用の型枠を組み立てます。

◇立上りコンクリート打設
基礎立上生コン
立上り型枠内にコンクリートを流し込みます。

◇立上りコンクリート養生
基礎立上養生
季節は既に春に近く、温度補正は不要ですが、雨等の心配も皆無ではないため、念のため養生はしておきます。

◇基礎完成
基礎完成
いよいよ基礎が完成しました。
今回も良い基礎が出来ました。
あとは引続き散水養生しながら次工程です。

次は設備工事をして土台工事にはいります。


さぁ、それでは外回りの設備工事をご紹介します。
基礎が完成して先行足場を組む前に行うのがいわゆる先行配管という工程。
以前は終わってから狭い床を掘りながら工事していたこともあったのですが、
今は施工性を考慮して足場の前に行うのが一般的かと思います。

◇外部設備配管
川口市注文住宅
このように配管をしていきます。
こちらは道路際にある最終の汚水マスからの勾配を計算するとともに、その勾配の一番高くなる部分における土被りを所定の数値確保していきます。

◇埋め戻し
注文住宅 川口市

◇先行配管完了後全景
注文住宅 川口市

次回はいよいよ大工工程。
土台引きをご紹介していきます。


さて、基礎が完成したら次は土台引きです。
大工工事としては一番最初の大切な作業です。

◇土台引き
川口市 注文住宅
土台引きは大工仕事の中でも特に技術が必要なものです。
ここでの墨だしを間違えれば家はまっすぐ立ちません。
構造躯体も歪んでしまいます。
上の写真では土台を引きながら基礎断熱を施工しているところです。

次回は上棟をご紹介します。


◇上棟
注文住宅 川口市
↑↑↑今回はレッカーが何度も切替してようやく接地しました。
川口市 注文住宅
↑↑↑小屋まで組み上がりました。
蕨駅 注文住宅
今回は片流れ屋根!

次回は屋根工事をご紹介させて頂きます。


上棟前に先行足場を入れ忘れました。
上記の上棟前、土台引きの前後に先行して足場を施工します。
◇先行足場
川口市 足場
基礎が完成して外部水道配管等が完了したら、次は先行して足場を組み立てます。
このとき、土台引きとどちらが先かは現場の判断となります。
つまり足場を組んでも上棟材の置くスペースがあれば先行して足場を施工し、基礎内に上棟材を置いたほうが施工しやすければ先に土台を引いてから足場を施工します。
川口市 足場


☆次は屋根工事です。☆

◇屋根工事
まずは下の写真のように屋根の下地となる屋根垂木(たるき)を施工していきます。
屋根垂木
↑↑↑ 垂木の施工は簡単そうで結構重要な工程です。
ここで屋根の軒の出の調整や強風で飛ばされないように金具で補強を行います。
野地板
↑↑↑ 屋根垂木工事が終わったら次に野地板(のじいた)という屋根下地を張っていきます。ここでも決められた釘を使用して決められた間隔でがっちり固定していきます。


さて、次は当社ならではの屋根断熱工事になります。
他社との圧倒的な違いのひとつですのでお見逃しなく!

◇屋根断熱
屋根断熱
上の写真のように屋根に外断熱を施工していきます。
このように屋根を外側からそっくり覆う事で優れた断熱性が発揮されます。


◇屋根下地ルーフィング
屋根の外断熱施工が終わったら、通気層を確保してもう一枚野地板を施工します。
ここでは略してその野地板施工後に行うルーフィング施工についてご紹介します。
屋根ルーフィング
屋根にルーフィングを施工すると上の写真のようになります。
当社では全棟「改質アスファルト系」ルーフィングを採用しています。
つまり通常のルーフィングよりも性能が高いということです。
屋根は太陽からの強い日射を直接受けるので、その下地は年を重ねるごとに劣化してきます。少しでも長くメンテナンスサイクルを伸ばせるように配慮しています。


◇屋根仕上
屋根下地のルーフィング施工が終わったら次は屋根仕上材を葺いて屋根の完成となります。
屋根仕上
上の写真のように今回はごく一般的なコロニアルを採用しました。


次回は構造金物工事となります。
構造金物は中間検査においても重要なポイントとなる工程です。
◇構造金物
さて、屋根工事が完了したら次は中間検査に向けて構造をまとめていきます。
耐力壁や構造用金物などを入れる作業です。
筋かい・構造金物
上の写真では小屋部分の筋かいや構造金物がご覧頂けます。
当社では構造計算をして各柱の引き抜き力を計算して対応する金物を取り付けます。

◇面材耐力壁
耐力面材
外周部はこのように耐力面材を施します。
決められた間隔で決められた釘を使用して固定していきます。


次回は断熱施工です。
断熱施工は住まいの快適性を得るためにとても大切な作業です。
◇断熱施工
壁断熱
こちらが壁の断熱材施工後の状態です。
屋根は屋根工事のところでご紹介しているので省略します。
また、通常屋根は天井面で断熱していますが、当社ではより高い断熱効果を発揮させるため、屋根面に断熱層を設けています。
また、床に対しては基礎断熱と床断熱を併用することが多いです。
【この断熱工事は住宅の性能を大きく左右する超重要工程です】


以上、次回は造作工事のご紹介をさせて頂きます。
造作工事は大工さんが外部工事や構造金物などの施工を終えてから行う内部の木工事仕上げにかかわる工事となります。
◇造作工事
天井ボード
上の写真は造作の初めの作業として行う天井ボード下地施工です。

床・壁ボード
上の写真は天井ボード下地が完了後に床のフローリングを張り、その後に壁のボード下地を施工します。
因みに電気配線工事などは天井ボードの下地を組んで天井のボードを張る前に行うのが在来軸組工法では一般的です。
また、厳密には窓枠の取り付けなども壁ボードを施工する前に行いますが、ここでは略します。


以上、次回はキッチン施工か内装工事をご紹介予定です。
◇キッチン施工

上の写真はキッチン施工後のものです。


上の写真はキッチン背面の食器棚です。
大容量でたっぷり収納できます。


上の写真は対面式キッチンカウンターの部分です。
これから造作収納を加工していきます。
この造作収納もお客様と詳細な打ち合わせを行い施工図を何度も訂正してようやくこの形になります。


次回は内装工事のご紹介です。
◇内装工事
内装工事は少し手を加えることで劇的に印象を変えることができる工事のひとつです。

上の写真はボードの継ぎ目やビスの跡が仕上げに現れないように丁寧にパテ処理しているところです。

<クロス糊付機械>

内装職人がこの機械を使用してクロスに糊をつけていきます。
この機械はなかなか優れもので、長さや柄の調整なども可能になっています。

<アクセントクロス>

上の写真は壁の一面だけにアクセントをつけて部屋の雰囲気に変化をつける手法です。
真ん中のくぼみには可動式の造作棚を計画しています。


次は仕上げの造作工事のご紹介です。
◇造作工事
下の写真はロフト手摺の仕上げ前の状態です。

このロフト手摺は今回桧材を採用しました。桧材は耐久性にも優れ、抗菌作用や強度もあることから、木材では広く用いられています。
価格が高いのが難点。
当社では屋根断熱を採用しているため、基本的にすべての建物でこのように小屋裏をご利用頂けます。しかもその小屋裏は皆さんが想像しているように夏とても暑いというものではなく、夏でも快適に過ごせる環境が実現可能です。


次はいよいよ「内部」最終仕上げのご紹介です。
◇リビング完成

こちらのリビング床には秘密の材料を採用しています。
耐久性抜群のフローリング調デザインです。
それとお施主様の希望により南側採光部にホスクリーンを設置しています。

<対面キッチン部収納>
当社では一棟たりとも同じデザインはありません。
すべてがそのお客様に合わせたオーダーで設計士がサポートしています。

上の収納棚は可動式であらかじめ収納するものは決めてはいますが、将来の可変性を持たせました。

<たっぷり壁面収納>

これもお施主様の希望により設計した可動式収納です。
シンメトリーを好む方でいらしたので、このようにバランスを整えました。
また、収納背面にのクロスは変化をつけています。


次に吹き抜けの完成をご紹介します。
◇吹抜け完成

こちらは北側吹抜けのイメージです。

こちらは吹抜けからつながる上部のロフトと下部のホールとの空間となります。

こちらは吹抜け上部のイメージです。
空気循環用のファンと明り取り窓、間接照明を配置しました。

吹抜けの下部にもこのように窓を配置しました。
こちらはデスクも設けましたが、画像がなくてすいません。


以前にもキッチンは少しご紹介していますが、完成形としてはまだでしたので、今回はキッチンのご紹介をさせて頂きます。とはいってもちょうどいい画像がなくて、いつもこのような時に、「あの時ちゃんと撮影しておけばと後悔しています」
◇キッチン完成
キッチンへのアプローチ
まずはキッチンへの基本アプローチ動線です。
キッチンへの動線は大切ですよね!
こちらのお宅はリビングと洗面の両方からアプローチできるように設計しています。
キッチン全景
私のカメラだとこの角度が限界か?
キッチン本体
今は一般的な3つ口のIHクッキングヒーターと食器洗い乾燥機、そして昇降式の水切り棚です。
そして背面の食器棚もご紹介したかったのですが、掲載できる画像がありませんでした。またの機会へとさせて下さい。


◇トイレニッチ
当社ではたいていトイレ内に写真のようなニッチを提案します。
小物やトイレットペーパーがある程度収納できるようにつくっています。

これが意外に便利なのです。


次回は玄関土間収納か個人別収納スペースをご紹介したいと思っていますが、画像が見つからなかったらすみません。

・・・その後、いろいろ探した結果、画像が見つかりませんでした。
撮影した記憶はあるのですが、何かの媒体に保存してしまい、その後の管理がよくありませんね。
ということで、玄関の収納は図面にてご案内させて頂きます。
◇玄関ホール収納
この収納は、ご家族の外出時や帰宅時に玄関で上着やコートなどを着脱するために活用するスペースとして設けました。また今だからこそ注目されていますが、ホールに洗面台が配置してあります。

このように施工段階に合わせて展開図を数十枚作成するのが私の設計手法の特徴です。作図は単純なものですが、寸法などは正確に計算しています。


以上、このS様邸についてはこれで最後の投稿とさせて頂きます。
長くご覧になって頂けた方、ありがとうございます。
このあと外構工事もございますが、それはまた別の機会があればご紹介させて頂きます。




I様邸新築工事

木造2階建て専用住宅
北西角地、敷地面積約30坪
第一種住居専用地域

解体前既存建物
解体前全景
既存の建物はまだ住める状態でしたが、日照条件がよくなかったので、建替えて設計面で工夫することにより採光を取り込め、そして親子二世帯で暮らせるプライバシーを確保されたいということで計画が進みました。

解体後整地
解体後整地
敷地は、北側と西側のに方向に接道する角地でしたが、ともに道路幅員が4メートルであり、尚且つ第一種低層住居専用地域でしたから、北側車線制限が厳しく高さの計画に少し苦労しました。

基礎工事(やり方)
基礎(やり方)

基礎(根切り)
根切り

基礎工事(鉄筋受入れ検査)
基礎(鉄筋受入れ)
現場に運搬された鉄筋や加工された鉄筋の寸法等が設計通りになっているか確認します。

基礎(鉄筋受入れ検査)
基礎(鉄筋受入れ)

基礎(鉄筋工事)
基礎(鉄筋全景)
今回は2階建てですが、途中に地中梁を計画し、耐震性を向上させました。
また、鉄筋の間隔も密にし、基礎の根入れ深さを十分確保することで、単に定められた基準を守るにとどまらず独自の安全基準を採用しています。

基礎(配筋検査)
基礎(配筋検査)
鉄筋の配置等が設計通りが厳しく検査します。

基礎(耐圧コンクリート打設)
基礎(コンクリート打設①)
上記はポンプ車によりコンクリートミキサー車から荷受したコンクリートを打ち込んでいるところです。このコンクリート強度も補正値を採用して通常よりも強度を高めています。

基礎(耐圧コンクリート均し)
基礎(耐圧均し)
上記は耐圧コンクリート打ち込み後、適切な表面強度を確保するためにコテを用いて十分に均しているところです。

基礎(耐圧コンクリート養生)
基礎(コンクリート養生)
上記はコンクリート打込みの時期により、当日若しくは翌日等以降に行う湿潤養生です。
コンクリートは打込み後、長期間かけて強度を発現するため、途中で水分の蒸発等により硬化に影響しないようにするものです。

基礎(型枠工事)
基礎(型枠工事)

基礎(型枠検査)
基礎(型枠検査)
上記は基礎の立上り型枠組立により、鉄筋がコンクリートにより十分保護されるように位置しているかを検査しています。

構造材受入れ検査
構造材受入
いよいよ構造材の現場搬入です。
こちらはまずトラックの荷台上にてキズや運搬による固定方法の適切さなどを確認します。

構造材荷卸し
構造材受入2
構造材の荷卸しです。
荷卸し時に極力細部に渡ってキズや損傷がないかをチェックします。

構造材養生
構造材養生
構造材搬入後はきちんと養生をします。

土台引き
土台引き
建て方の直前になるとまずはこのように土台を組んでいきます。
この作業は大工さんが行う最初の作業でもあり、とても大切な作業のひとつです。

先行足場
先行足場
安全を重視して一般に先行足場が採用されています。
その時の現場の状況により足場の計画を行います。

建て方①
建て方1
いよいよ建て方の始まりです。
構造材を並べて順番に組み立てていきます。

建て方②
建て方2
まず最初に柱を立て、そして2階の床梁を組んでいきます。

建て方③
建て方3

建て方④
建て方4
建てながら床の施工も並行して行い、安全性・作業性を高めます。

建て方完成①
建て方完成①
建て方は終了し、このように無垢材によるきれいな構造体が組みあがりました。

建て方完成②
建て方完成②

建て方メンバー
建て方メンバー
今回の施工メンバーです。

躯体北側全景
躯体工事

躯体東側全景
躯体工事2

躯体工事
躯体工事3

屋根工事①
屋根垂木工事

屋根工事②
屋根あおり止め
上記は垂木という屋根を受ける下地の木材を金物で固定しています。
こうすることで強風時等に屋根が飛ばされないように強度を確保します。

屋根断熱工事
屋根断熱
当社では屋根断熱を採用しています。
中でも外断熱の場合、このように構造体の外側に断熱材を敷き込み、建物を断熱材ですっぽり覆ってしまうことで高い断熱性能が得られます。

屋根瓦工事①
屋根瓦工事
当社では軽量屋根瓦材をお勧めしています。
長年の実績により得られた耐久性は本物です。

屋根瓦工事②
屋根瓦工事

床断熱工事
基礎断熱
当社では上記のように基礎断熱をお勧めしています。
こちらはできれば基礎と床の両方で断熱をしたほうがより高い効果が得られます。

床躯体工事
剛床

外壁耐力壁
壁構造用合板
上記は外壁の構造用合板です。
基本的には筋違いにより体力を確保し、この合板は外壁の下地に過ぎませんが、木造3階建て等においてはこの合板も耐力壁として併用することで、より高い耐震性能を持たせます。

断熱材受入れ検査
外断熱材受入

外断熱工事①
外断熱工事

外断熱工事②
外断熱工事

外壁通気工法①
外壁通気工法

外壁通気工法②
外断熱通気工法2

金物検査
金物検査
上記のように抜き打ちでビスを抜き取って検査をします。

造作工事①
無垢フロア
こちらは無垢のパイン材を採用したケースの床工事です。

造作工事②
吹抜け
南側にぴったりと隣接建物がくっついてしまっているので、このようにトップライト等を採用して自然光を確保します。

造作工事③
吹抜け2

造作工事④
寝室

外壁仕上げ工事
外装工事
今回の外壁仕上げはジョリパットのコテによる風合いを持たせたデザインです。

内装珪藻土仕上げ工事
内装珪藻土塗り
内部のリビング等の主要な部分にはこのように珪藻土を採用して暖かい雰囲気を持たせました。

内装珪藻土仕上げ
内装珪藻土

外観
外観2

内観①
ホール
壁の珪藻土とオール無垢材が調和してとてもいい雰囲気になっています。

内観②
ホール2

内観③
ホール3
吹抜け上部にはファンを用いて空気が滞留しないように計画しました。

内観④
ホール4

居室天井仕上げ
内装仕上げ
居室の天井は勾配なりに仕上げ、無垢の板を張りました。

居室内観①
寝室4
居室の上部にはロフトを設け、開放的に仕上げました。

居室内観②
寝室2

ロフト入口
ロフト

ロフト
ロフト
ロフトの奥には藁床畳を採用しました。

クローゼット
クローゼット
クローゼット内部は無垢の桐板を張り、消臭効果等を持たせました。

玄関框(無垢の檜)
無垢玄関框
玄関框には断面の大きな檜を採用しました。

施主施工①
施主施工
こちらはお客様の自主施工により、リビングの一部の壁をエコカラットで仕上げました。

施主施工②
施主施工
施工方法等はアドバイスさせて頂き、難しい切欠きなどはこちらで担当させて頂きました。

施主施工③
施主施工

施主施工完成
施主施工完成
最後はこんなにきれいに仕上がりました。
ほんの数時間の作業です。

吹抜け①
吹抜け3

吹抜け②
吹抜け
リビングの上部には、明るく開放的な吹抜けを計画しました。

外構工事
車庫土間工事

ウッドデッキ
ウッドデッキ