こんにちは。
埼玉県の注文住宅 新築 リフォームなら「原価で建てる自然素材の家」「外断熱の家」(有)埼玉建築食に会にお任せ下さい。
今回は畳の表替えをご紹介いたします。
表替えってどうやるかご存知ですか?
表替えって言うくらいだから表面の裏と表をひっくり返せばいいのだろう・・・などど考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際には表替えというのは何層か重なってできている畳の床の仕上げとして、一番表面に張ってあるものを張り替えるという作業になります。わかりやすく言ってしまえば襖紙の張替えのように表面の紙を剥がして、張り替えるようなものです。
下の写真から、かなり痛んでいいるのがおわかりいただけますね。
Before
作業としてはこの痛んだ畳を一枚ずつ持ち上げて、一度畳屋さんの工場に持ち帰ります。
下の写真は、持ち帰った畳表を新しい畳表に取り替えて縫いつけているものです。
そして最後に仕上られた畳表に畳縁を縫いつけます。
以上のように工場では、あらかじめお選びいただいた下記のような畳表に張り替える作業をするのです。
今回は使用した畳表は
○熊本県産糸引き肥後表(天然染土無着色)
○生産農家=西勇
○生産地=熊本県八代郡千丁町
・・・・・です。
工場で丁寧に表替えされた畳は、再びお客様のお宅でがんばります。
After
安ければ何でもいいという方針でやられている業者さんでは、中国産の畳表を使用するケースが多いですが、中国産畳表は、使われている薬品がよくないので私は一切使用していません。
それでも価格はとても重要です。
そこで私が他社と競合してご提案させていただいている畳表は、熊本県産「天然染土無着色無添加」畳表です。
それらは全て身元(生産農家名、住所)のわかるものを使用しております。
ここでちょっとワンポイントレッスンです。
「天然染土無着色無添加」は何がよいのか・・・?
○着色せず、天然染土のみで仕上げた畳表は、本来の畳表の機能を発揮してくれます。
その機能というのは空気の清浄や調湿などの機能を言います。
○着色がはがれないようにするコーティングや防カビなどの肌荒れやアレルギー症状を引き起こす可能性のある添加物質は使用していない。
○香りが違う
○天然染土無着色無添加畳表の耐久性が非常に高い
現在ではほとんどの畳表は中国産のイグサが使用されており、中でも素材は中国から仕入れて織り上げるのは日本国内で、というケースが増えているようです。